核心的な答え
生後6ヶ月未満は日焼け止めより日陰・衣類・帽子で日差しを避けることが先で、覆う方法がないときだけ顔のような狭い部位に少量塗ります。6ヶ月以降は衣類と帽子を基本にし、露出した部位にジンクオキサイド・チタンジオキサイドベースの広範囲防御日焼け止めを塗ります。
- 米国皮膚科学会(AAD)はSPF30以上、広範囲防御、耐水性の日焼け止めを勧めています
- 外出15~30分前に塗り、2時間おき、水遊び・汗・タオルで拭いた後はすぐに塗り直します
- 紫外線が強い午前10時~午後4時は日陰で休ませます
子どもの肌はおとなより敏感なので、紫外線を防ぐ方法も年齢によって変わります。SKINROUTEが、米国皮膚科学会(AAD)と米国小児科学会(AAP)の案内をもとに、乳幼児・子どもの日焼け止めを選び塗る基準を整理しました。
何歳から日焼け止めを塗ってもいい?
AADとAAPが共通して分ける基準は生後6ヶ月です。
生後6ヶ月未満
この時期は日焼け止めより直射日光を避けることが先です。できるだけ日陰に置き、日陰がなければ日傘やベビーカーの日よけで日陰を作ってあげます。軽くて長袖の服と長いズボン、つばの広い帽子、紫外線カットのサングラスで覆います。
日陰と衣類で十分に覆えないときだけ、顔のような狭い部位に日焼け止めを少量塗ります。赤ちゃんがぐずったりひどく泣いたり、露出した肌が赤くなったら、すぐに室内に入りましょう。赤ちゃんに日焼け止めを使ってよいか迷ったら、小児科専門医に相談してください。
生後6ヶ月以降
衣類と帽子、日陰を基本にしながら、衣類で覆えない顔・首・手の甲・脚のような部位に日焼け止めも一緒に塗ります。
生後6ヶ月未満 vs 6ヶ月以降
| 生後6ヶ月未満 | 生後6ヶ月以降 | |
|---|---|---|
| 基本 | 日陰・衣類・帽子で直射日光を避ける | 衣類・帽子・日陰 + 日焼け止め |
| 日焼け止め | 覆う方法がないときだけ狭い部位に少量 | 露出した部位に十分に |
| 選ぶ製品 | ジンクオキサイド・チタンジオキサイドベース | ジンクオキサイド・チタンジオキサイドベース、広範囲防御 |
| 塗り直し | 2時間おき、水遊び・汗の後すぐに | 2時間おき、水遊び・汗・タオルで拭いた後すぐに |
子どもの日焼け止め、どんな基準で選ぶ?
ジンクオキサイド・チタンジオキサイドベース
AADは、ジンクオキサイドやチタンジオキサイドが入った日焼け止めは赤ちゃんの敏感な肌への刺激が少ない可能性が高いと案内しています。AAPも、鼻・頬・耳の上部・肩のような敏感な部位には、この2つの成分が入った日焼け止めを選ぶよう勧めています。こうした製品はノンケミカル日焼け止めとよく呼ばれます。無機・有機紫外線防止剤の違いは有機(ケミカル)日焼け止め vs 無機(ミネラル)日焼け止めで比較しています。
SPFと広範囲防御
AADは広範囲(Broad Spectrum)防御、耐水性(Water Resistant)、SPF30以上の日焼け止めを勧めています。AAPはSPF15以上、50までの広範囲防御日焼け止めを勧めています。2つの基準を合わせると、SPF30~50の広範囲防御製品なら無難です。
避けたい成分
AAPは、ホルモンに関する軽い懸念があるためオキシベンゾン成分は避けるよう案内しています。香料は敏感な肌への刺激になることがあるので、香料のない製品を選ぶのがよいです。「子ども用」という表示より、まず成分表を確認しましょう。
子どもの日焼け止め選びチェック
- 広範囲(Broad Spectrum)防御
- SPF30以上、50以下
- ジンクオキサイド・チタンジオキサイドベース
- 耐水性(Water Resistant)表示
- 成分表にオキシベンゾンがない
- 香料のない製品
子どもの日焼け止めの塗り方
AAPは、外に出る15~30分前に日焼け止めを塗り、2時間おき、そして水遊びをしたり汗をかいたりタオルで拭いた後には塗り直すよう案内しています。
子どもの日焼け止めの塗る順番
- 外出15~30分前 — 外に出る前にあらかじめ塗る
- 露出した部位を残さず — 鼻・頬・耳の上部・首の後ろ・肩・足の甲まで
- 2時間おきに塗り直す — 外にいる間は時間を決めて
- 水遊び・汗の後すぐに — タオルで拭いた後も塗り直す
- 帰宅後はやさしく洗う — ぬるま湯でこすらずやさしく
初めて使う製品なら
新しい日焼け止めは広く塗る前に狭い部位にまず塗って反応を確認すると安心です。AADが案内する方法は、腕の内側に硬貨サイズほど1日2回、7~10日間塗ってみることです。赤みやかゆみがなければ顔にも使ってみましょう。夏が来る前にあらかじめテストしておくと楽です。
水遊び・夏場の追加のコツ
AADは、水に完全に耐える「ウォータープルーフ」の日焼け止めはないと説明しています。耐水性の製品でも、水遊びや汗をかいた後はすぐに塗り直す必要があります。AAPは紫外線が最も強い午前10時から午後4時までは、日差しの下で過ごす時間を減らすよう勧めています。外で塗り直すコツは日焼け止めの塗り直しガイドに整理しています。
夏場の子どもの紫外線対策、やるべきこと・避けるべきこと
✓ やるべきこと
- 体を覆う衣類・つばの広い帽子・紫外線カットサングラス
- 午前10時~午後4時は日陰で休む
- 水遊び・汗の後すぐに塗り直す
- ぐずったり肌が赤くなったらすぐに室内へ
✕ 避けるべきこと
- 6ヶ月未満の赤ちゃんを直射日光に置く
- 「ウォータープルーフ」表示だけを信じて塗り直しを飛ばす
- 真昼の日差しの下で長く遊ぶ
- 曇りの日だからと日焼け止めを飛ばす
子どもが日焼け止めを嫌がるとき
子どもは日焼け止めのベタつきや息苦しさのせいで塗るのを嫌がることが多いです。次の方法で抵抗感を減らしてみましょう。
- 遊びのように: 頬・額・鼻に点をぽんぽんとつけて、一緒に伸ばすゲームにする
- 軽いテクスチャー: さらっとしたローションやスティック型製品に変えてみる
- 保護者が先に: 保護者が塗る姿を見せると真似しやすい
- 塗る場所を減らす: 衣類と帽子で覆える場所は覆い、露出した部位だけ塗って時間を短縮
よくある質問
大人用の日焼け止めを子どもに塗ってもいいですか?
「子ども用」表示より成分と防御基準が重要です。広範囲防御、SPF30以上、ジンクオキサイド・チタンジオキサイドベースで、オキシベンゾンと香料が入っていないか成分表を確認してください。
生後6ヶ月未満の赤ちゃんにも日焼け止めは必要ですか?
この時期は日陰・衣類・帽子で日差しを避けることが先です。覆う方法がないときだけ顔のような狭い部位に少量塗り、迷ったら小児科専門医に相談してください。
子どもの日焼け止めはSPFが高いほどいいですか?
そうではありません。AADはSPF30以上を、AAPはSPF15以上50までの製品を勧めています。数字より、十分な量を塗って2時間おきに塗り直すことがより重要です。
曇りの日でも子どもに日焼け止めを塗るべきですか?
外で遊ぶ日なら塗るのがよいです。AAPは曇りの日でも紫外線が雲を通過し、日焼けすることがあると案内しています。
ウォータープルーフの日焼け止めなら、水遊び中に塗り直さなくていいですか?
塗り直す必要があります。水に完全に耐える日焼け止めはないので、水遊びをしたりタオルで拭いた後はすぐに塗り直しましょう。
家族の紫外線対策の習慣を見直す
子どもの日焼け止めを準備するついでに、保護者の紫外線対策の習慣も一緒に見直してみましょう。SKIN100肌精密分析は100項目以上の問診で生活習慣・スキンケア習慣・外部環境など8つの主要因を分析し、自分の肌に合った紫外線対策の習慣を見つけ出します。AIコーチが結果に合わせて日焼け止めのテクスチャーと塗るルーティンを案内します。