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オイル・クリーム・ローション、テクスチャー別の使用タイミング完全ガイド

公開日: 2026-05-28 · 読了目安 9分

要約: スキンケアの段階が増えると「何から塗ればいいの?」という疑問がついてきます。SKINROUTEが、化粧水からオイルまでテクスチャーごとの特徴と塗る順番、皮膚タイプと季節に合わせた選び方を整理しました。

核心的な答え

スキンケアはさらっとしたものから濃いものへ、化粧水 → 美容液(エッセンス) → 美容液(セラム) → 乳液 → クリームの順に塗るのが基本です。フェイスオイルは乾燥した皮膚ならクリームの後、最後に数滴足すか、クリームに混ぜて使います。

  • 膜を作るクリーム・オイルを先に塗ると、その上のさらっとした製品が浮いたり動いたりしやすくなります
  • 前の段階がべたつかない程度に馴染めば次の段階に進んでかまいません
  • すべての段階を毎日使う必要はなく、自分の皮膚に必要な3~5段階で十分です

スキンケアの段階が増えると「何から塗ればいいの?」という疑問がついてきます。SKINROUTEが、化粧水からオイルまでテクスチャーごとの特徴と塗る順番、皮膚タイプと季節に合わせた選び方を整理しました。

テクスチャーごとの特徴

テクスチャーは水分が多いほどさらっとして早く馴染み、油分と膜を作る成分が多いほど濃く、皮膚の上に長く残ります。米国皮膚科学会(AAD)は保湿力がジェル → ローション → クリーム → 軟膏の順に高くなると説明しています。濃いテクスチャーほど水分を抱え込む力は大きいですが、その分重く感じることがあります。

テクスチャーごとの特徴比較

質感働き
化粧水水のように最もさらっとしている洗顔後の最初の水分、次の段階の準備
エッセンスさらっとしていて少し粘性がある水分と軽い機能性成分
セラム・アンプル中間の粘度ビタミンC・ナイアシンアミドのような集中成分を届ける
乳液・エマルジョン軽い乳液状水分と油分のバランス
クリーム濃い保湿膜を作り水分の蒸発を減らす
オイルなめらかな油最後に覆ってやわらかさとツヤを加える

基本の塗る順番

基本原則は「さらっとしたものから濃いものへ」です。水分が多いテクスチャーは油膜の上ではうまく馴染まないため、膜を作るクリーム・オイルを先に塗ると、その後に塗るさらっとした製品が浮きやすくなります。

夜の基本の順番

  1. クレンジング — メイク・日焼け止めをしたならオイルクレンザーの後にフォームクレンザー
  2. 化粧水 — 水分が残っている皮膚に最初の水分を
  3. エッセンス — 軽い水分段階、省略してもよい
  4. セラム・アンプル — レチノール・ナイアシンアミドのような集中成分
  5. アイクリーム — 目元だけに少量
  6. 乳液・クリーム — 皮膚タイプに合った保湿で仕上げる
  7. フェイスオイル(任意) — 乾燥した皮膚なら最後に数滴

朝は洗顔 → 化粧水 → 美容液(ビタミンCなど) → 乳液かクリーム → 日焼け止めの順で、日焼け止めを最後に塗ります。AADは洗顔直後、皮膚に水分が残っているときに保湿剤を塗るよう勧めているので、化粧水からクリームまではあまり時間を空けずに続けて塗りましょう。

すべての段階を毎日使う必要はありません。自分の皮膚に必要な3~5段階を選んで続けて使うほうがよいです。

フェイスオイルはいつ塗るか

オイルの順番は最も迷いやすい部分です。オイルは水と混ざらず皮膚の上に膜を作るため、ほとんどの場合クリームの後、最後の段階が無難です。クリームがつなぎとめた水分をオイルがもう一度覆う形になります。

  • クリームの後、最後に: 乾燥した皮膚の基本の方法です。手のひらに2~3滴伸ばして顔を押さえるように塗ります。
  • クリームに混ぜて: 手のひらでクリームにオイルを1~2滴混ぜて塗れば段階を増やさずに済みます。オイルが重く感じる人にとって使いやすい方法です。
  • 美容液の前は避ける: オイル膜の上では水分の多い化粧水・美容液がうまく馴染みません。

スクワランやホホバオイルのような軽いオイルは比較的さらっと使えます。脂性肌・ニキビ肌ならAADの推奨どおりオイルフリー製品を優先し、フェイスオイルは省略してもかまいません。

浮いたり動いたりする組み合わせ

順番を変えたときに問題が起きる組み合わせは、ほとんどが「膜を作るテクスチャーの上にさらっとしたテクスチャー」を乗せた場合です。ジメチコンのようなシリコン成分が多い製品も皮膚の上に滑らかな膜を作るため、その上に塗る製品が動いたり浮いたりしやすくなります。シリコンが多い製品は保湿の最後の段階か、日焼け止め・メイクの直前に置きましょう。

レイヤリング、やるべきこと・避けるべきこと

✓ やるべきこと

  • さらっとしたテクスチャーから濃いテクスチャーの順に
  • 前の段階がべたつかない程度に馴染んでから次の段階へ
  • セラムは一度に1~2種類だけ
  • 新しい製品は一度に1つずつ取り入れる

✕ 避けるべきこと

  • オイルを塗った後に化粧水・美容液を重ねる
  • 濃いクリームの上にさらっとした美容液を塗る
  • シリコンが多い製品の上に水分製品を何層も重ねる
  • 製品を急いで続けざまにこすって塗る

AADは新しい製品を一度に1つずつ取り入れ、ヒリヒリしたり赤くなったりしたら使用をやめるよう案内しています。順番の問題とは別に、一緒に使うのが心配な成分の組み合わせは一緒に使ってはいけない成分の組み合わせに整理しています。

皮膚タイプ・季節別テクスチャーの選び方

皮膚タイプおすすめのテクスチャーの組み合わせ
脂性肌化粧水 + 軽い美容液 + ジェルクリーム、オイルは省略
乾燥肌化粧水 + エッセンス + 美容液 + クリーム + オイル数滴
混合肌Tゾーンはジェルクリーム、Uゾーンはクリームで分けて塗る
敏感肌化粧水 + 鎮静美容液 + 無香料クリーム、段階は最小限に
エイジング肌基本の保湿 + 夜のレチノール美容液、乾燥するならスリーピングマスク

混合肌の部位別ケアは混合肌ケア法でより詳しく取り上げています。

季節に合わせて1段階ずつ調整

  • 春・秋: 基本のルーティンを維持します。季節の変わり目に皮膚が敏感になったら段階を1~2つ減らしましょう。
  • 夏: テクスチャーを1段階軽く変えます。クリームの代わりにジェルクリームを使い、オイルは省略します。
  • 冬: テクスチャーを1段階重く変えます。ジェルクリームの代わりにクリームを使い、必要ならオイルやスリーピングマスクを足します。AADは皮膚が乾燥しているときはローションよりクリーム・軟膏のテクスチャーを使い、加湿器をつけておくよう勧めています。

よくある質問

美容液を複数使いたい場合、どんな順番で塗りますか?

さらっとしたものから塗ってください。ただ一度に何種類も重ねると刺激が増えることがあるので1~2種類に絞り、ビタミンCは朝、レチノールは夜のように時間帯を分けると使いやすいです。

次の段階に進む前に完全に吸収されるまで待つべきですか?

完全に乾くまで待つ必要はありません。指先にべたつきがほとんど残らない程度になれば次の段階に進んでかまいません。あまり長く待つと逆に皮膚が乾いてつっぱることがあります。

段階が多いほど皮膚に良いですか?

そうではありません。段階が増えるほど皮膚に触れる成分や摩擦も増え、刺激要因も一緒に増えます。新しい製品は一度に1つずつ足してこそ、トラブルが起きたときに原因を見つけやすくなります。

日焼け止めはクリームより先に塗りますか、後に塗りますか?

朝のスキンケアの最後、メイクの直前に塗ります。クリームが十分に馴染んでから塗ると動きにくくなります。

自分の皮膚に合うルーティンの段階を見つける

何段階を、どんなテクスチャーで使うかは皮膚タイプと生活環境によって変わります。SKIN100肌精密分析は100項目以上の問診で生活習慣・スキンケア習慣・外部環境など8つの主要因を分析し、自分の皮膚に必要な段階を見つけ出します。AIコーチが季節や活性成分の使用状況に合わせてテクスチャーと段階を案内します。

参考文献

  1. 米国皮膚科学会(AAD) — How to pick the right moisturizer for your skin
  2. 米国皮膚科学会(AAD) — Dermatologists' top tips for relieving dry skin
  3. 米国皮膚科学会(AAD) — How to control oily skin
  4. 米国皮膚科学会(AAD) — How to maximize results from anti-aging skin care products

関連項目

医療に関する免責事項

SKINROUTEは医療機器・医療機関ではありません。すべての情報は一般的なスキンケアの参考情報です。肌の状態が気になる場合は皮膚科専門医にご相談ください。