砂糖は肌を茶色く「焼き焦がします」
パンをオーブンで焼くと表面が茶色くなります。タンパク質と糖が高温で出会うことで起こるメイラード反応ですね。驚くことに、同じ反応が私たちの体内、肌でもゆっくりと起きています。その名は糖化反応(Glycation)、その結果生まれるのがまさに糖毒素(AGEs, Advanced Glycation End-products)です。
コラーゲンが錆びるということ
肌のハリをつくるコラーゲンは、スプリングのような繊維です。AGEsがこのスプリングにくっつき架橋(cross-linking)をつくると、繊維は硬くこわばり、もう元の形には戻れなくなります。結果は3つの形で現れます。
- 肌が黄ぐすみ・くすみへ変わる(褐変)
- ハリを失いたるみ・深いシワ
- 血管の糖化によってあざができやすく赤みが出やすい
血糖スパイクが本当の犯人
日常的に砂糖を摂っても、血糖値がゆるやかに上がるのであればAGEsの生成はゆっくりです。問題は、空腹時に甘い飲み物・デザートを一気に摂ったときに起こる血糖スパイク。スパイクを繰り返すたび、糖毒素は一生蓄積されていきます。
AGEs蓄積タイプ・セルフチェック
- 顔全体が黄色くくすんできた
- 甘いお菓子・飲み物を毎日口にしている
- ハリが失われ、ほうれい線が深くなってきた
3つのうち2つ以上当てはまるなら、食事の順番・調理法から変えるべきです。
実践ガイド
Step 1. 食事の順番を変える
- 食前にまず野菜をひと皿
- 甘い飲み物の代わりに水・お茶
- 白米より玄米・雑穀
Step 2. 調理法を変える
- 焼く・揚げるより蒸す・茹でる
- 黒く焦げた部分は避ける
- 食後10分の軽い散歩で血糖を緩やかに
まとめ
一度つくられたAGEsは元に戻せません。「減らすこと」ではなく「つくらないこと」が唯一の方法です。今夜のデザートをひと切れ後回しにするだけでも、10年後の顔が変わります。