肌が乾燥していると感じる時、みんな同じ原因ではありません。大きく2つに分けられます。
水分不足(Dehydration):角質層の水分量が一時的に低くなった状態。保湿剤で水分を供給すれば解決します。
肌バリア損傷(Compromised Barrier):バリア構造そのものが崩れ、水分を供給してもすぐ抜けてしまう状態。セラミドなどバリア成分で構造を先に回復する必要があります。
水分不足 vs 肌バリア損傷の見分け方
| 症状 | 水分不足 | 肌バリア損傷 |
|------|----------|-------------|
| 保湿剤の効果 | 塗ると即しっとり、長く持続 | 塗ってもすぐ乾燥、効果が一時的 |
| 刺激反応 | 普段使う製品を使える | 普段の製品もヒリヒリ・痛む |
| 肌の赤み | ほとんどない | 赤み増加 |
| 発生パターン | 季節変化、一時的 | 特定製品の使用後に急に始まる |
| つっぱる感じ | 洗顔後しばらく | 一日中持続 |
| 角質 | 薄い角質 | 厚いか不規則な角質 |
水分不足のケア法
水分不足は保湿ステップを強化することで解決します。
核心成分:
- ヒアルロン酸:低分子・高分子複合で肌表層と深い層に水分供給
- グリセリン:空気中の水分を肌へ引き寄せるヒューメクタント
- ベタイン:グリセリンよりべたつきの少ない天然由来の保湿成分
方法:洗顔後、水気が残った状態でヒアルロン酸セラムを速く吸収させた後、保湿剤で水分を閉じ込めましょう。水分摂取(1日1.5L以上)も肌の水分に影響します。
肌バリア損傷のケア法
バリア損傷は水分供給よりバリア構造の回復が優先です。
核心成分:
- セラミド:バリア脂質を直接補充
- パンテノール:細胞再生+鎮静
- マデカソサイド:損傷部位の回復+抗炎症
- スクワラン:軽い油分でバリア保護膜を形成
方法:刺激原因の遮断→セラミド・パンテノール集中ケア→外部刺激の最小化。2週間以上根気よく維持してこそ効果を感じられます。
インナードライ(水分不足型脂性)肌は?
表は脂っぽいのに内側は乾燥した「水分不足型脂性(インナードライ)」肌は2つが複合した状態です。
原因:過度な洗顔や強い角質除去でバリアが損傷→水分損失→肌が防御的に皮脂を過剰分泌
ケア:セラミドでバリア回復+ヒアルロン酸で水分供給。皮脂除去のための強い洗顔・クレンザーはかえって悪化させます。
SKINROUTE SKIN100で自分の肌状態を把握する
SKINROUTE SKIN100分析は肌の水分指標とバリア指標を別々に測定します。2つの指標を比較して自分の肌が単純な水分不足かバリア損傷かを把握し、AIコーチが状態に合う正確なケアの方向を提示します。